アクセサリーを作るにあたり、チェーンは欠かすことのできない素材です。
ですが、一口にチェーンと言っても種類は様々あり、チェーンの種類を変えることで作品全体のイメージも変わってきます。
今回はチェーンの種類と使い方についてご紹介します。
種類や特徴が分かるとデザインの幅も広がりますので、ぜひ最後までご覧ください!
チェーンの種類
基本の3種類のチェーン
構造別に3種類に分けられます。
あずきチェーン

構造
Cカンを繋げたような構造です。まっすぐにした時に、正面を向く輪と横を向く輪が出てきます。
特徴
輪の向きが違うことで軽く華奢な印象なのが特徴です。
また、向きがそれぞれ違うので、光の当たり方もそれぞれでキラキラした印象になります。
喜平(きへい)チェーン

構造
捻った輪を繋げてあり、正面の輪が連続しています。
特徴
正面の輪が連続しているため、重厚感のある印象です。
ボールチェーン

構造
名前の通り、ボールを繋げた構造です。
特徴
あずきチェーンよりもキラキラとしたポップな印象になります。
デザインチェーン
基本構造をアレンジしたものになります。
フィガロチェーン


大小様々な輪が繋がっていて、動きのあるエレガントな印象です。
構造は3種類ともありますが、一般的には喜平チェーンの構造のものが種類が多く揃っています。
ボックスチェーン(ベネチアンチェーン)

幅のあるボックス型の鎖が繋がって、滑らかで直線的な構造をしています。細いものはとてもしなやかな印象になっています。
スネークチェーン

形は様々ですが、同じ形が連なって蛇のような滑らかな動きをします。
チェーンの使い方
あずきチェーン・喜平チェーン
使う接続パーツは、丸カンやCカンです。
ピアスパーツに繋げることもできますし、留め具をつければネックレスやブレスレットが簡単にできます。
ボールチェーン

接続パーツは上の画像のVカップというものを使います。
チェーンを使ったデザイン
パーツを繋ぐ

チェーンによってパーツが揺れるので、まっすぐの接続パーツでつないだ時とはまた違った印象になりますよ。

カン(丸カンやチェーンを通す穴)が二つある場合は両サイドからチェーンでつなぐこともできます。
長いチェーンを使えばネックレスにもなりますね。
チェーンを垂らすように使う

チェーンを紐やリボンのように使うのもありです。
チェーンタッセルというものも売っています。
レースやリボンだとかわいくなりすぎてしまう時、メタリックな印象にしたい時におすすめです。
9ピンを繋いで

パールを9ピンで繋いでチェーンのようなデザインにしています。
このデザインは、細い喜平チェーンとビジューチェーン、9ピンで繋いだチェーンを使ってパールをジャラジャラつけてみました。
まとめ
チェーンの種類を変えるだけでアクセサリーの印象も変わってきます。
ボックスチェーンやスネークチェーンなどのデザインチェーンは、そのもののデザイン性が高いので、
チャームをつけずチェーンだけでもおしゃれなアクセサリーになります。
ピアスに使うと、チャームが揺れて華やかな印象になりますよ。
ぜひ試してみてください!
*花*